イオンが長与町に計画していた大型店の出店は、改正された都市計画法の施行が11月末とせまるなか、長崎県が13日を交通問題の協議の期限としていましたが、県は同意せず、開発不許可の見通しとなりました。
私も、はじめての定例議会の6月議会で、一般質問でこの出店計画について取り上げ、地域の商店街会長の「計画が実行されれば、廃業に追い込まれる」という声を示して、市が昨年から示していた「到底容認できない」という立場を貫くよう求めました。
新聞報道では、「県の対応は鎖国政策、不許可ありきの遅延行為」など業者側の言い分をそのまんま報じていますが、イオン側のやり方は、長与町をとばして県に申請をしたり、近隣自治体(長崎市)の同意はいらない、交通問題は県警が大丈夫といっているのだから問題ないなどと主張したりと、むちゃくちゃです。
イオンは、新法のもとでも出店をあきらめないとしていいますが、地区計画をつくるとしても、長崎市は、「市街化のこれ以上の拡大を抑制し、自然環境の保全を図り、コンパクトな市街地を形成する」とまちづくりの基本的な考え方を明らかにしています。この考え方との整合性があるのか問われることになります。大型店の出店計画にあたっては、引き続き、商店街や住民のみなさんと力をあわせて、取り組んでいきたいと思います。
→「考える会」が発表した声明(PDFファイル)です。
報道によると、イオンの申請に対して、長崎県は、受理しなかったとのこと。昨年からダイヤモンドシティ(三菱商事とイオンの出資会社)が実現すれば県内最大規模の商業施設を計画し、地元地権者などの合意をはかるなどしてきた問題で、長与の商工会や長崎市の北部商店街が反対し、行政も県が「好ましくない」、市が「到底容認できない」と立場を明らかにしてきました。私も6月議会の一般質問でこの問題を取り上げ、市の立場を確認し、貫くように求めました。
開発業者が、ダイヤモンドシティからイオンモールに変わっていますが、この間、出店申請のため県や長与町、長崎市などとイオン側主催の交通協議が重ねられてきました。今月には、実は、県は昨年7月に「同意は難しい旨を回答する」との内部文書を作成していたことが明らかになっていました。
これまで県とこの問題と申し入れを行ってきましたが、事業者から申請がなされれば、関係する公共管理者の同意を得ておらずとも申請は受理せざるをいないという話でした。長与町を飛びこえて申請するというのは、いくらなんでも対応できないと考えたのでしょうか。今後の動きに注目していきたいと思います。
○イオンの強行申請を県が拒否 長与の大型商業施設開発(長崎新聞9月22日)
○イオン、開発許可申請(朝日新聞9月22日付) Continue Reading »
県議会に中田晋介県議の一般質問の傍聴に行ってきました。おそらく最後になる中田県議の一般質問でした。知事やオール与党の議員のなかでまさしく孤軍奮闘の県議会だと思いました。
長与町に予定されている大型店計画について知事ははじめて改正まちづくり3法の趣旨に沿って対応すると表明がありました。計画の最終的な判断は県が行うので、知事答弁は大きな前進と言えると思います。
乳幼児医療費助成制度の償還払いから現物給付への転換については、実施をすると国からのペナルティで国保会計にくる補助金がカットされるからやらないとこれまでの態度と同じ。新幹線や諫早湾干拓につぎ込むことを方針転換すれば、財政的には問題ないのに・・・。
そして、傍聴でなによりも驚いたのは、知事の長崎新幹線に対する頑強なまでの思いです。答弁のなかで、「新幹線で観光客が本当に増えるのか」の質問に応えるときだけ、原稿を読むのではなく、いかに新幹線で長崎の未来が明るくなるのか熱弁をふるっていました。長崎-博多間はかもめで1時間45分なのに、知事は2時間かかると何度も言ってましたし、「将来的には新幹線が基幹的な輸送手段になる」と真剣に言ってのけるあたりは、ちょっとついていけませんでした。
裏金問題で裏金づくりに加担していた企業が知事の政治資金管理団体に献金をしていた問題の追及では、ほかの議員から知事をかばうヤジが飛び出し、いまの県議会がオール与党というのを実感できました^^;

(谷の上から眺めた出店予定地。みかん畑が広がっています)
ダイヤモンドシティが来年秋のオープン予定で長与町に大型店出店(売場面積4万6千㎡)を計画している問題で、渕瀬えいこ参院選挙区候補や田村貴昭衆院九州ブロック比例候補、長与町の河野町議らと一緒に地元の地権者と懇談、出店予定地の調査、そのあと、市内北部の商店街会長とこの問題で懇談をした。 Continue Reading »
8日の朝は、滑石大神宮前バス停で宣伝をしていましたが、朝夕は涼しくなったといってもまだ暑いですね。
長崎市の定例9月議会は、6日から一般質問。日本共産党市議団は、11日に堀江議員と津村議員、山本議員、12日に内田議員が質問に立つ予定。
○ 長与の大型商業施設計画 長崎市長が難色(長崎新聞)
長崎市北部に隣接する長与町高田郷への大型店出店計画(08年秋開業予定)については、県内の商工会議所など商工団体や市北部の5つの商店街から市長や議会に対して反対の声があがっています。売場面積が4万6千㎡という県内最大規模の商業施設の計画なので、商店街だけでなく既存の大型商業施設も打撃は必至です。
今年の通常国会で改正された「まちづくり三法」が施行されれば、今回の計画は規制される内容で、6月の市議会で党の中田議員がこの問題を取り上げたとき市の理事者からは「かけこみ出店」という答弁がありました。市議団からは堀江議員が市長に反対の立場を求めて質問します。
長与の大型商業施設計画 長崎市長が難色
(長崎新聞9月9日)
長崎市議会は八日、市政一般質問を続行し、五議員が登壇。イオン系の開発会社、ダイヤモンドシティ(本社東京)が西彼長与町で進めている大型商業施設の出店計画について、伊藤市長は「大型店進出で市中心部の商店街や個人の店が大きな打撃を受ける」と難色を示した。
重橋照久議員(自民明政ク)に答えた。
市長は「長与町には消防・救急やごみ処理で協力してきた。計画の話があったときに長崎市に相談があってもよかったのではないか」と苦言。重橋議員は「長崎市は反対と表明すべきだ」と求めた。
ダイヤモンドシティが県に開発許可を申請する際、周囲の道路や河川管理者の同意を得なければならない。長与町の開発予定地と長崎市立長崎商業高の間を走る市道は商業施設へのアクセス道路となり、管理者の市が計画に同意しなければ、同社は計画を見直さざるを得なくなる可能性がある。